麻生観光協会 会長の髙桑でございます。
麻生観光協会は、麻生区の魅力発信のため平成13年に設立されました。
設立趣旨に賛同頂いた、多くの会員の皆様の温かいご支援・ご協力と、さらにそこに携わる役員・理事の皆様方の並々ならぬご労苦により運営されていることに対し心より感謝申し上げます。
さて、麻生区は、川崎の北西部に位置し、新百合ヶ丘駅を中心としてめざましく発展しておりますが、里地・里山の緑豊かな自然が残る、すばらしい地域です。
また、アルテリッカしんゆりとして、昭和音楽大学、川崎市アートセンター、日本映画大学等を核とした芸術文化の街としても大いに発展しております。
一方、黒川・岡上・早野地区には、川崎市内で唯一開発を厳しく規制された農業振興地域があり、その対極である最先端技術研究開発施設が集積する栗木のマイコンシティがあります。
さらに、数多くの由緒ある神社仏閣等の歴史的遺産や、国の登録記念樹に指定され麻生区の木にもなっている禅寺丸柿が多く残るなど変化に富んだ魅力ある地域です。
このような好環境の中で、身近な生活の場である地域の魅力が、様々な場面を通して光となり、その光を,先ずは住んでいる皆様に理解・体験して頂きその魅力を南北に細長い川崎市の、特に交流の少ない南部の皆様との交流の輪へと広がればと願うものです。
こうした多様な表情を持つ魅力を区内外に発信すべく、麻生歴史観光ガイドの会の精力的な活動や、区民まつりへの協力、菊花会による秋を彩る展覧会、麻生川桜まつり等を通じて、当協会の設立趣旨であります「観光事業の振興と、郷土文化の承継・発展、快適な街づくり」を進めてまいりたいと考えておりますので区民・会員の皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、あいさつといたします。