麻生の歴史散策「麻生の古道・尊氏伝承道を歩く」催行

(掲載日:2022年5月30日)

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 2022年度第2回麻生の歴史散策「麻生の古道・足利尊氏伝承道を歩く」が5月27日(金)に開催されました。
当日午前中は大雨で参加を断念される方もおりましたが昼過ぎから雨もあがり28名の参加者がありました。
 王禅寺ふるさと公園に集合し、まず足利尊氏伝承道の概要の説明を受けました。
鎌倉幕府が滅び建武の中興に成功した尊氏は弟直義との確執になりました。尊氏は正平6年(1351年)、府中是政で多摩川を渡り、稲城、高石、万福寺、早野、そして寺家、鴨志田、青砥(中山)と軍を進め、鎌倉を占領していた直義を滅ぼしたと伝承されるのがこの道です。
 王禅寺裏門から虹ヶ丘公園までおよそ0.7kmが尊氏道(その1)で、早野の七つ池の一つである堤入池(つつみいれいけ)から早野上ノ原遺跡までが尊氏道(その2)でおよそ1.1kmの山道を歩き、合わせて1.8km往時を偲びながら少々きつめの散策を楽しみました。
 川崎市内の遺跡の名前は。「大字+小字」とすることを原則としており、「早野上ノ原遺跡」も大字が早野、小字が上ノ原に所在していることからこの名がつけられました。
 現在第6次調査が行われていますが、市内でも数少ない旧石器時代から近世までの各時代の遺構・遺物が存在する複合遺跡であることが判っています。
 早野上ノ原遺跡から「鉄火の松」の跡に建てられた石碑を通って「戒翁寺」に出て、散策の最後に戒翁寺開基の冨永主膳重吉とその家族が眠る「殿様の墓」にお参りして解散となりました。
 普段はなかなか歩かない、歩いてもどんな道だったのか歴史を知りながら古道をめぐる有意義な散策でした。
 アンケート結果もご参照ください。

尊氏伝承道の起点である王禅寺ふるさと公園
尊氏伝承道を歩く参加者
殿様の墓